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お節(重箱)の木箱再利用2016/01/14 09:38

 今回は、お節料理の空箱についてです。数年前から我が家でもお節料理はネット注文するようになりました。値段によって様々ですが、そこそこのものを注文すると、桐の箱や杉の木のお重で届きます。良い樹種の箱や手ごろな形のものは、捨てるにはもったいないし、いつか何かに使えるのではないかと思い、とってあります。

 年も改まった平成28年の今年のお節料理、今回のお節は、3段の豪華な重箱で来ました。家族でお正月を過ごして、お節も食べ終わって箱を見た娘が一言、この箱、裁縫箱にならないかな?おっ!!裁縫箱、なるほど、それはいけるかも( ^ω^ )ニコニコ

 さっそく作ってみたいと思います。

【三段重ねのお重箱】
 これが、今回の三段重ねの重箱です。大きさは、縦が20センチメートル、横が28センチメートル、奥行き14センチメートルです。一番上は、蓋になりますが、これも入れ物にします。

印籠蓋
 木箱本体の内側に板を貼り付けてあります。この部分に上蓋が乗って蓋となります。いわゆる木箱の二重構造となるものです。呼び方は、印籠蓋」と呼びます。今回の裁縫箱を作るにあたっては、内側の蓋部分になる出っ張りが邪魔になるので綺麗に切り取ります。


【側板を作る】
 バラバラの重箱を挟むための側板の加工工程です。同じものを2枚加工し、小箱が乗るための棚板を通す溝を掘りました。材料は、厚み14mmのパイン集成材を使いました。


【小箱のサイズ調整】
 小箱の大きさを基本サイズにして、取っ手と側板を付けます。一番上の蓋の部分もひっくり返して小箱にするつもりなので、真ん中から切断してみましたが、取っ手の厚みの分だけ長さが合わなくなったので、数ミリ切断して箱の長さを調整します。


【取っ手を付ける~仮組】
 こんな感じになります。仮組してみて、引き出しの大きさが合っているか調べました。


【骨格(棚板)となる側板と取っ手を固定】
 接着剤を塗りクランプで固定します。


【背板を貼り付ける】
 背板を貼って、クランプで固定します。


【裁縫箱完成】

 
 後姿です。白木のままです。このあと塗装になりますが、7つの部屋があり、たっぷりと収納できます。
 側板は、木ねじで止め、ダボ穴隠しをしてあります。側板と底板、取っ手は、いも組(べた付け)で組んであります。この組み方は、最も一般的な組み方で、枠となる枚と板をそのまま組み合わせた箱です。

【蓋の加工~のせ蓋
 重箱の一番下は、飾りの箱になっていたので、外して、一番上の小箱の蓋にしました。裁断した一枚板を一番上の小箱に、ポンとのせるだけの蓋になります。蓋の裏面は、ずれないようにベニヤ板を貼ってあります。。


【取っ手のつまみ】
 直径10mmの丸棒を切って、それに円盤状の板を張り付けて上蓋の「つまみ」にします。

【上蓋のつまみを取り付け】
完成です。5つの引き出しに、菊座丸カンを取り付けて完成です。


【完成】
 もともとの重箱が和風な作りでしたので、菊座丸カンを取り付けたところ、尚一層の純和風な裁縫箱に変身しました。


 引き出しを、それぞれ引き出してみました。小箱は、微妙に大きさが違っていたので、それぞれを調節するためにサンダーで削り落としながら現物合わせで調整しました。

 今回は、お重の箱を再利用しましたが、まだまだアイディアがあるはずです。手頃な箱があったら、また何か作りたいと思います。

ペンケース2016/01/24 21:10

 ペンケースを作ってみました。娘の結婚相手は美術教師、絵をやっているので、色鉛筆や筆記具が必需品です。そこで仕事に使ってもらえたら嬉しいので、プレゼントしようと思い、ちょっと変わったペンケースを考えてみました。既存のありきたりの箱型ではなく、布で作るロールペンケースでもないペンケースを作りました。

 今回のペンケースは、大小二つのペンケースを作ります。六角形の板のベース2枚に18センチメートルの板を張り付けるだけの簡単なものですが、これが意外と難しい・・・何が難しいかというと、正六角形の角度切りなんです。小学校の算数の授業を思い出して・・・正六角形の内閣の和は、三角形4個分なので180°×4=720°になります。これを基に角度切りします。このベースになる板が正確に出ないと隙間ができてしまいます。


【板の切り出し】・・・省略、というか、写真の撮り忘れ(;´・ω・)

【板を切り取って】
 箱の部分を先に作りました。左にある3枚の板が蓋になります。

【底板部分】
正六角形の底板を天地にして板を貼り付けます。


【筆入れ本体部分】
木ねじで止めたところをダボ隠しで塞ぎます。



【グロスクリアオイル塗装】
Planet Color グロスクリアオイル
自然素材の木材保護塗料(内装用クリア)
プラネットカラーシリーズは、ドイツ生まれの植物油とワックスを使用した天然木材用保護塗料です。
匂いは、ワトコオイルよりも好きかな・・・仕上がりはしっとりした感じです。



【フェルトで内貼り】

ここからは内貼りです。六角形の内貼りは、先に型紙を作っておきます。型紙にそってフェルトを切り取ります。フエルトの内貼りは、蓋と入れ物本体をつなぐ役割もあります。
「フェルト」(felt)とは、ヒツジラクダなどの動物を、薄く板状に圧縮して作るシート状製品の総称。


【革ひもを付けて完成】
 内貼りのフェルトは、普通の木工用ボンドで貼り付けます。



「大」の方は、ハサミも入ります。



蓋の止め方は簡単!でもやり方は旧式な巻いて止める方式( ^ω^ )ニコニコ